Harp/ハープの豆知識

高度なテクニックのハープ柄(ランチョンマット)

チルウィッチ・ランチョンマットのハープ柄

千鳥格子、チェック、グラフィックと見る人によって様々な印象を与える不思議なテキスタイルの「Harp」は、4つのテクニックを駆使しています。

1、四角形ではなく六角形を作り出す

チルウィッチ・ランチョンマットのハープ柄

糸を浮かし・潜らせることでタテ糸へ強弱の負荷がかかり、細長い六角形を作り出しています。白と黒のコントラストも相まって六角形が浮かび上がっているような効果を発揮させています。

2、垂直・水平のチェック幅を変える

チルウィッチ・ランチョンマットのハープ柄

縦、横、斜めの方向で様々なチェック模様を作り出し、それぞれが見事に調和しています。平織り→糸浮かし→潜らせを2パターン(色)で連続させています。

3、グレーがかったブラック&ホワイトの色糸

チルウィッチ・ランチョンマットのハープ柄

コントラストを抑え、食卓で主張しすぎないように配慮しています。僅かな色の違いですが全体に与える影響は大きいです。

4、端の加工

チルウィッチ・ランチョンマットのハープ柄

1~3のパターンとは違うチェック模様で、四方は平織りで処理しています。計算されつくしたHarp柄はTuxedo色の1色展開です。