建築・インテリア・グラフィック等、ジャンルを超えたクリエイティブな仕事は国際的に評価され、世界中で活躍しているスイスのデザイン会社「atelier oi(アトリエオイ)」。
デザインではなく素材そのものに対して強いこだわりを持つ彼らが美濃紙(岐阜)に注目して開発した「MINOSHI GARDEN」。
来日した際の満開の桜からインスピレーションを得て、美濃紙特有の「白さ・透明感」を生かすために無駄な付け加えはせずに紙本来の美しさを最大限に生かしたモビール。
ゆらゆらと揺らめく和紙
トップ(XLサイズ)を除けば、2分割でも使えます。わずかな空気抵抗でもゆらゆらと回り優雅な時を演出できます。
照明に使われる美濃和紙
適度な透け感があるので、光(朝日や夕日)と陰による表情を楽しめます。
仕様・注意点
- 素材
- 美濃和紙、ステンレス
- 内容物
- 花びら&フック XL/1枚、L/2枚、M/12枚、S/16枚
- 組立サイズ
- 90×120×高さ65cm
- パッケージサイズ
- 60×30.5×高さ3cm
- 原産国
- スイス
取付方法(PDF)
取付方法(動画)
アトリエ・オイとは?
パトリック・レイモンド、オーレ・エビ、アーマンド・ルイス(左から)の3人によって1991年にスイス・ヌーヴヴィルに設立されたデザイン・スタジオ。
「オイ」はロシア語でトロイカ(3頭立ての馬車)という意味を持ち、チームスピリットを最重要とする彼らに相応しい名前です。
ヴァンクリフ・アーベルやルイ・ヴィトン、ブルガリといったハイブランド、B&Bイタリア、フォスカリーニ、モローゾ、ヴィトラといったファニチャーブランド等から
数多くの作品を発表。
■受賞歴
ヨーロピアン・ミュージアム・オブ・ザ・イアー(2001)
iFデザインアワード(2003)
Die Besten Revue Hochparterre賞(2007)
iFデザインアワード(2012)
ロング・タイム・デザイン(2013)
Winner Iconic Awards(2014)
美濃和紙について
美濃和紙は美濃の豊かな自然、長良川、板取川の清流を源として育まれてきました。その魅力は柔らかみのある繊細な風合いをもちながら、
強靭で耐久性があり、薄くムラがないことです。その品質の高さから、障子紙や表具用紙など伝統的なものから日常品まで、様々なものに用いられています。日本だけではなく世界各国での古文書や絵画など国宝級の文化財の修復にも使われています。
- 703年
- 【美濃紙】日本最古の紙として、美濃・筑前・豊前3国の戸籍用紙が所蔵
- 1969年
- 【本美濃紙】国の重要無形文化財に指定
- 1985年
- 【美濃紙】国の伝統工芸品に指定
- 2014年
- 【本美濃紙】ユネスコ無形文化遺産